学校教員のサクシード

先生になりたい

教員(教師)に向いている人の特徴とは?|子供が好き?コミュニケーション能力?責任感がある?

これからの未来を担う子どもたちを育てる教員。実際に、子どもの頃に素敵な先生と出会ったことで教員を目指す方も多いようです。

では、教員に向いている人とはどんな人なのでしょうか。この記事では、教員に『向いている人の特徴』についてご紹介します。

教員の『なり方』から『辞め方・転職先』まで『すべて』をご紹介!|向き不向き、向いていない(辞めたい)際の対処法なども多角的にご紹介

教員とは

教員は、小学校~高校などの教育機関で生徒たち(子どもたち)の知識や技能だけでなく『心身の成長』をサポートするお仕事です。

以下の記事で教員について詳しく紹介していますので、あわせてご覧くださいね。

教員(学校の先生)ってどんなお仕事?|教員の仕事内容や役割・業務内容についてご紹介!

教員に向いている人の特徴

工夫やアイデアが好き

教員のメインのお仕事として、授業があります。生徒にわかりやすい授業が行えるように、日々アイデアを出したり工夫を凝らしたりしなければなりません。

オリジナルの教材や映像を作るなど、生徒が楽しんで授業ができるよう、『工夫すること』や『アイデアを考えること』が好きな人には向いています。

積極的に学ぶ人

教員は「どのように教えればよいか」「どうしたら質の良い授業ができるか」など、日々授業をアップデートさせていくために、学ぶことや指導法について『積極的に学ぶ姿勢』『研究する姿勢』が大切です。

また、学校の授業は文科省が定めた「学習指導要領」に沿って行われ、学習指導要領は定期的に内容の見直しが行われます。日々社会は新たな技術が生まれており、その社会情勢によって教える内容は変わり、教育現場も変わっていきます。

日々の変化する知識や教育方法を常に学び、勉強できる人は向いています。

人と話すのが好き

教員は人との関わりが多いお仕事です。

生徒たちへの毎日のように授業はもちろん、会話・雑談をします。特に雑談などのふざけた会話は、生徒たちとの関係性を築く大切な時間です。

また生徒たち以外にも、保護者や同僚の教員、地域の方と話す機会も多いです。そのため、沢山の人と話す機会が多いので『人と話すのが好きな人』には向いています。

コミュニケーション能力のある

教員は、生徒だけでなく、保護者、地域の方、また学校内の同僚など様々な人とコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていかなければなりません。

そのため、様々な年齢・性格の方と自ら関わりを持つことができること、じっくりと相手に寄り添い、思いを汲み取れる『コミュニケーション能力』が必要です。

また、ときには同僚とチームで学校運営を行うこともありますし、生徒を叱らなければならない場面や優しく諭す場面、時にはカウンセリングを行うこともあります。 『コミュニケーション能力がある人』は教員に向いています。

根気強い

教員のお仕事は生徒の成長を直に感じられるお仕事ですが、なかなか結果や成長がすぐに感じられにくい生徒もいます。

そのため時間をかけて生徒の成長を見守れる『根気強さがある人』は向いています。

また、教員の仕事は配布プリントを作成したり、掲示物を作ったり、また、成績・日報をつけたりなど、細かい地道なお仕事も多いので、事務作業なども根気強く行える人は向いています。

観察力のある

生徒たちの精神状態は毎日変化します。

生徒はいじめや不登校、貧困など、家庭環境の変化など、さまざまな事情を抱えることがあります。ちょっとしたことから、問題を防ぐこと、解決できることがあるため、教員が生徒と毎日接し、生徒たちの心について小さな変化でも気づくことが大切です。

生徒たちのちょっとした『心の動きを観察できる人』『細かい変化に気づくことができる人』は教員に向いています。

冷静な人

学校へ通う子の個性は様々で、家庭や生活の環境も様々。今や他国籍の生徒も珍しくありません。子どもは予想だにしない行動を起こしますし、学校では様々な出来事が起きます。

また、生徒を叱る場面もあります。叱る場面では腹を立てて怒るわけではなく、冷静に叱ることが大切です。どんな事が起きても、『冷静に物事に対応できる人』は教員に向いています。

几帳面・丁寧な人

教員は、指導を1年間で終わらせないと行けないカリキュラム(学習指導要領)があります。決められた期間で終わるように授業の年間スケジュールを組み、進捗状況によって細かい調整などもおこないます。

丁寧で几帳面に仕事に取り組める方は教員に向いているかもしれません。

子どもが好き・子どもを尊重できる

毎日子ども(生徒)と関わるお仕事なので、生徒が好きな人は楽しみながら働くことができます。

また、「子どもたちのために仕事を頑張る」と自然に思える人は楽しく感じられます。

生徒は精神的に未熟で、身勝手な振る舞いを行います。

そういった意見に腹を立てず、子どもの意見や考えを寄り添いながら、またおおらかな心でサポートしながら指導をしなければなりません。子どもが好きで、子どものことを尊重し、寄り添える人は教員に向いています。

教えるのが好き

教員のメインのお仕事は、学習指導・生活指導など『教える』ことです。人に何かについて教えるのが好きな人は教員に向いています。

毎日教える仕事なので、楽しく仕事ができますし、教えるための授業準備すらも楽しく取り組むことができるかもしれません。

生徒に教えてわかってもらえた時、授業や勉強が楽しいと感じてもらえた時は、より喜びややりがいを感じることができます。

また、生徒と同じ目線で教えてくれる人も向いています。

教育への熱意や生徒たちをサポートしたい気持ち

「生徒たちの成長を支えたい」「人を育てたい」「上質な教育を提供したい」など、生徒や教育に対しての『情熱がある』方は、教員に向いています。教員のお仕事は授業以外にも様々な業務があり、大変なお仕事です。

時には生徒のためを思って『しっかりと叱る』場合もあり、時には生徒から嫌われることもあり、気持ちの面で教員という立場が辛くなることもあるかもしれません。

そんな時でも、教育や生徒たちへの情熱が精神的な支えになります。『生徒のため』『未来のため』『教育のため』に頑張りたいと思える人は教員に向いているかもしれません。

平均以上の能力を持ち合わせている

教員は授業、クラス運営、保護者対応、校務分掌(学校運営のために必要な業務)、研修などさまざまな業務を遂行しなければなりません。

すべての業務を100点満点で遂行できる人はなかなかいないものですが、及第点で業務を遂行する必要があります。

あらゆる側面で『平均以上の能力を持ち合わせている人』は、教員に向いています。

また、大変なお仕事なのですべての業務に全力投球するのは大変なので、サボるのではなく、効率よく進めることは大切です。ある程度力を抜いてお仕事ができる『要領の良さ』も必要です。

モラルがある

教員は少なからず、生徒に影響を与えうる存在です。

教員として、人生の先輩として生徒に様々なことを教えたり、指導したりします。

生徒に指導する立場であり模範となる立場です。やって良いこと、やってはいけないことなども教えるのが教員です。『最低限の道徳心・モラル』は教員として必要です。

デスクワークができる

教員は配布プリント・テスト作成や会議資料作りなど机に向かって毎日作業しなければなりません。効率的に業務を進められるように『デスクワークができる人』は教員に向いています。

幅広い知識・経験を持っている

幅広い知識や経験をお持ちの方は教員に向いています。

生徒は、学校の生活を通して大人になり社会人となります。社会にはいろいろな価値観や選択肢が多くあります。

教員として、様々な知識や経験を伝えることで、生徒たちだけでは気づけない将来の選択肢や価値観を広げてあげることができます。『様々な経験や知識を持っている人』は教員に向いているかもしれません。

責任感がある

教員は、生徒の将来に影響を与える存在であり、生徒を育てる存在です。

生徒たちがしっかりと学力を身につけることができるか、人間関係を形成できるかは教員が一部担っているため責任も伴います。

また、保護者の方が学校に対して安心して自分の生徒を預けられる存在になれるような教員が求められます。『責任感がある人』は教員に向いています。

好奇心がある

若いうちは良いですが、教員として仕事を続けていくと、生徒たちとの年齢の差が広がっていきます。そのためジェネレーションギャップを少しずつ感じていくことになります。

生徒や世間でどんなものが流行っているかなどを常に知ることで、生徒とのコミュニケーションも円滑になるため、流行等に『好奇心がある人』は教員に向いています。

心身のタフさ・ストレス発散ができる

教員のお仕事は多岐にわたり、心身に負担がかかるお仕事です。

そのため、心身のタフさは必要ですし、自らプライベートと仕事のオンオフを切り替えられることが大切です。

真面目な一生懸命であることは大切ですが、あまり煮詰まらないように定期的に『ストレス発散やリフレッシュができる人』は教員に向いています。

教員に向いていない人の特徴とは?|向いていなくても教員になってもいいの?

まとめ

この記事では、教員に向いている人についてまとめました。

教員には、学力や頭の回転知識、コミュニケーション能力など総合的に人間としての力「人間力」がある人に向いているのかもしれません。

ですが、教員になる向き不向きはありますが、実際は「教員になりたい」という情熱が大切です。その情熱で向き不向きを覆すこともあります。この記事は参考程度にとどめていただけると幸いです。

学校教員のサクシードとは?

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