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教員(学校の先生)ってどんなお仕事?|教員の仕事内容や役割・業務内容についてご紹介!

多くの方が学校に通った経験があり、様々な学校の先生(教員)と出会っていると思います。
そのため学校の先生は多くの方がイメージしやすい職業かもしれませんが、教員のお仕事は想像よりも多岐にわたります。この記事では教員の仕事についてご紹介します。
また、こちらの記事で、教員の全てについてまとめていますので、併せてご覧くださいね。

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教員のお仕事とは

教員は、小学校~高校などで生徒に向けて成長を『サポート』するお仕事です。
メインの仕事は授業ですが、クラス運営や、授業準備、部活動指導、地域活動、進路指導など、子どもたちの生活面・道徳面も指導もおこないます。
家族以外の人と集団生活を行う学校で、協調性や他者とのコミュニケーションを学んだり、友人関係を学んだりなど生徒(子どもたち)がこれからの社会生活を送れるように『総合的なサポート・指導』を行います。
学校の種類によって子供(生徒)の成長度合いは異なるため、それぞれに適したサポート・指導をおこないます。

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教員の役割

教員は学校で『教育』をおこないます。学校には勉強が得意な子、苦手な子、運動が好きな子、苦手な子など性格も様々な子供がいます。
文科省のHPによると、教育の目的は
「第1条(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」としています。※参照 文部科学省-教育基本法

そのため教員は、教育内容を確実に習得させるとともに、豊かなで健やかな心身、今後社会で生きていくために最低限必要な能力を養わせる役割があります。
すべての生徒が、自ら学び考える力を養えるように、また人間的に豊かになるよう・個性が伸びるように指導・サポートします。


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教員の業務内容

【指導業務】

教科指導

教科指導は教員のメインのお仕事です。
学力の基礎や、基本的な知識・技能に加え、思考力や判断力、表現力、人間性などを伸ばすことができるように指導します。
授業のための『授業準備』はもちろんのこと、どのような授業を行うのかの『研究』や『授業計画(指導計画)を作成』なども行います。

生徒指導

学校は、家庭ではない生活の場です。
規則正しい生活や言葉遣い・挨拶などの『生活面の指導』や、他者を思いやる心などの『道徳面の指導』し、一人ひとりの人間性が豊かに育つよう、個性が伸びるように指導します。
また、生徒に問題行動があれば、教員が指導・解決することもあり、生徒それぞれに向き合って、これからの社会生活を自発的に判断・行動できるように導きます。

進路指導

生徒がこれから「どんな進路に進むのか」「どんなことをしたいのか」など卒業後の進学または就職についての指導やサポートを行います。
これからの将来、生徒たちが社会人として自立、キャリアを選択できるようにサポートを行います。またインターシップや職場体験などを通したサポートを行うこともあります。

特別活動での指導

教科外の指導で、『特別活動』の指導があります。
特別活動は、教科外の活動で、学級活動や児童・生徒会の指導など集団活動を通して、個性を伸ばすこと、自主的・実践的な態度を育てる目的とします。
また、入学式や卒業式・修学旅行・文化祭などの学校行事の企画や運営も行います。

【担任の業務】

クラス運営

クラス担任となっている教員は、『クラス運営』をおこないます。
クラスの生徒一人ひとりに向き合い、成長を導く、指導すること、また子どもたちの自主性・主体性を伸ばすために子どもたちと一緒にクラスを作り上げていく『クラス運営』を行います。
また、クラス担任はクラス生徒と密接に関わるため、生徒一人ひとりの状態を観察し、「生活態度」や「家庭での変化」がないかなど、学校内外で生徒の健全な成長ができているかをフォローします。
また、宿題・連絡帳や提出物などの管理や、期日・時間を守れるようにフォローをします。

保護者対応(面談・家庭訪問)

クラス担任は『保護者対応』しなければなりません。
保護者から相談を受けることや、場合によってはクレームを受ける場合もあります。誠意を持って対応し、生徒と保護者がよりよい学校・家庭生活が実現できるようにサポートします。
また、担任を持っている場合は、二者面談・三者面談や家庭訪問を行うこともあり、そのスケジュール調整も担任が自分でおこないます。

生徒の評価

学期末などには、生徒の『成績評価』はもちろん、担任を持っている場合は、『生活の様子の評価』もおこないます。
子どもたちの生活の様子は、これまで担任がどんな生活指導をおこなったかによっても変化するものです。教員の指導が直結するため、日々の指導が大切です。
【(担任を持たない)学校管理等の業務】

学校運営

校長や教頭等の『学校管理』の立場は、生徒・保護者・地域関係者・他の学校の方など『学校内外の様々な方』とコミュニケーションをとり、スムーズな学校運営をおこないます。
構内を巡回して生徒の様子を確認したり、教員の働き方の確認、働いている環境の改善を行ったりなど、学校を『より良く』なるように管理するお仕事をおこないます。
また、モンスターペアレント対応など、何かしらの問題がある場合は、先生たちと協力し問題を解決します。

職員の管理・サポート

職員一人ひとりができるだけストレスない環境で働けるように『管理・サポート』をおこないます。仕事量の配分や、人間関係での不安・不満がないかなど、しっかりと職場環境を整えています。

学年指導

管理者(管理職)は担任ではなく、副担任としてその学年全体の子どもたちを広く指導します。
担任業務は授業準備から授業、生徒指導、提出物チェック保護者対応などなど、大変なお仕事です。そのため副担任として、業務負担が偏らないように、管理・サポートしチームでお仕事をします。

部活顧問業務

中学校以上は、放課後は基本的に部活動の時間です。
部活動の技術的な指導はもちろんのこと、安全にかつしっかりと集中して活動できるように見守る『部活顧問業務』も教員の仕事の一つです。
また部活の大会などがあれば、『引率業務』や、『会場までの交通手段の計画』や『手配』なども行わなければなりませんし、その手続や事務作業もおこないます。

養護教諭

養護教諭としての仕事として、怪我や体調不良などの子どもたちを保健室で処置します。
心理的なことで保健室に来室する子供もいるので、気持ちを汲み取って上げるような丁寧なケアをおこないます。

その他

構内の清掃などもおこないます。

まとめ

この記事では教員の仕事内容についてご紹介しました。
教員の仕事は知識の面での成長はもちろんのこと、精神面や社会的側面での成長も促し、サポートをおこないます。生徒一人ひとりに合わせた教育をし、明るい未来を作り上げる大切なお仕事です。

学校教員のサクシードとは?

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